発表時間に対する注意点 

  プレゼンテーションには時間制限があります。内容がどんなにすばらしくても時間をオーバー、または残り時間を多く残して終了してしまっては、練習不足という印象をもたれてしまいます。そのため発表練習では常に時間計測をしながらを行いましょう。ストップウォッチ等を使って、何分経過の時点でスライドは何枚目というような自分の説明のペースをつかんでいきましょう。

 ここで注意しなくてはいけない点があります

時間がオーバーしてしまうからといって、絶対に早口でしゃべるということは行わないでください。

 なぜなら、早口でしゃべると聞き手の理解が追いつかない場合があります。また、あわてているという印象を与えてしまうでしょう。本来ならば相手が理解しているかということを確認しつつ、発表を進めていきたいところです。プレゼンテーションの内容がどんなに素晴らしくても、相手が理解するスピードで話さないと意味がありません。

 また、時間短縮のために、スライド資料に書いてある内容を端折ることは避けましょう。スライド資料に載っているのに説明がなされないと、聞き手は「資料に載っているあれは何なんだろう。」という疑問を抱いてしまいます。質疑応答でその点について聞いてくる可能性は高いです。基本的には「説明で触れない部分は資料には載せない。」ということを心がけてください。

 つまずかない程度まで練習していけば、プレゼンテーションの時間は短くなっていきます。最終的に初めて発表練習したときの7割程度の時間に収まるのが一般的です。この時点で、どうしても制限時間内にに合わなさそうな場合には、資料の内容を減らしてください。きっと、それがなくてもプレゼンテーションの最終結論を導くことができる「優先度の低い情報」はあるはずです。

 

 

 

 

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