資料作成時の手順 

 プレゼンテーション用の資料を作成する際にさまざまな手順が考えられますが、ここでは以下の順序をお勧めします。

 

 @プレゼンテーションの概要を決める

「何に対するプレゼンテーションなのか?」、「プレゼンテーションで発表したいデータは何か?」、「プレゼンテーションの目的は何か?」、「聞き手にどのような反応をしてもらいたいのか?」といったプレゼンテーションの骨格となる部分を明確にします。 

 Aプレゼンテーションの構成を決める

「発表時間および発表したい内容に対して、スライドは何枚が適切か?」、「発表したい内容をどのような順序で説明していくか?」といったプレゼンテーション全体の流れを決めます。   

 Bスライドを作成する

「1枚1枚のスライドで言いたいことは何か?」、「どのような配置にすれば伝わるのか?」、といった実際の資料作りにあたります。

 

 資料を作成する際、まずはじめにBのスライド作成に取り掛かる方も多いと思います。しかし、プレゼンテーション成功の秘訣は@とAをどれだけじっくり考えたかにかかっています。@とAはプレゼンテーションにおける設計図です。設計図がしっかりしていないと、どんなに手の込んだ工事をしても素敵な家はできません。

 また、プレゼンテーションが聞き手に伝わらない原因のひとつに流れちぐはぐでついていけないという場合があります。全体の流れを把握しないまま資料作成を続けてしまうとそのような事態を招いてしまいます。さらに設計図の段階で先輩や上司に確認してもらい、修正点を直しておけば、資料を作ったあとに全部直しという最悪の事態を避けることができます。このようにして節約した時間を発表練習に費やしたほうが、ずっとお得ですね。

 以上のことから本サイトでは、まずプレゼンテーションの概要と構成を決め、しっかりとした設計図を作った上で、スライド作成に取り掛かかります。

 

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